今週から、うちの通勤経路にもついにキター!
どうでしょ、この派手な宣伝ぶり。こんなポスター見たら…こんな物凄い千手観音様のポスターを間近で見たら……行きたくなってしまいますよね。昨今は仏像ブームだというし、興味を惹かれる人も相当数いらっしゃるのでは。仏像は国内のオタクな人々の間だけでなく国際的にも人気が高まっているそうで、クリスティーズのオークションで高値で落札されている様子やシカゴ在住コレクターのインタビューなどが、しばらく前の「クローズアップ現代」でも報道されていました。 この展覧会については、「行かざるべきか?(=チベット仏教文化の破壊者たる政府の懐に入場料からあがる収益が入るのはけしからん) or 行くべきか?(=実際の展示内容を見てからでなければ検証できない)」 道義的には、主催側には「いっっせんも払いたくない」気持ちはあるものの、「せっかくだから、大勢の日本の人たちに来てもらって、もっとチベットを知ってもらう機会になればいい」と冷静に発言しているチベット人のかたもおられます。 また、この展覧会は欧米を回ってきたものだそうですが、日本での展示内容は、欧米とはまた違っているらしい。日本の先生がたや関係者が暗躍してくださったのか・・・? 中国で複数の博物館を見てきたという人に先日、「聖地チベット展」の感想をうかがったところ、「中国国内のものと比べたら、率直に言って非常にフェア」 と。うーむ、こんなことを書いては熱心なチベット支援者から袋叩きにあいそうですが(汗)、ここはひとつ、日本側の展示関係者の隠れた努力の成果もあるらしい、ということで。 そこで、『聖地チベット』補完計画、第二弾のお知らせです。芸術フォーラムの講演会。 今週日曜、行ける人がうらやましい。前回も、とても好評だったようですね。 第一回の田崎先生の講演については、りんかさんがまとめてくださっていますので読んでみてください。 それから、 この企画のトップページ。 ↑ ここの、赤いボタンからダウンロードしてね。 えらく力の入った資料ですから。チベット展に行く人は必携、行かない人にとっても、詳しい説明に加えて一目瞭然の対比がわかりやすい、写真もりだくさんのスグレモノ。「使用前・使用後」、じゃなくて、「侵略前・侵略後」「破壊前・破壊後」ですね。 参考: 「破壊前・破壊後」……というより、もろ「破壊中」の映像も、数年前から出回っています(2001年、ラルンガル・ゴンパ)。こんなあからさまな証拠映像があるなんて、驚きですね。 この事件、続報に関する説明はこちら。 **********(以下、芸術フォーラムからのお知らせ)************ 今週日曜日、「聖地チベット展」を開催中の上野公園で、「聖地チベットを考える」セミナーの第2回が行われます。「聖地チベット展」の来場者に「本当のチベットを伝える」ための催しです。 チベット芸術フォーラム シリーズ講演会 「守りたい天空の至宝 聖地チベットを考える」 第2回 10月4日(日) 【講演】ダライ・ラマとチベット ~世界の屋根チベットからアジアを、世界を考えてみよう~ 田崎國彦氏(東洋大学東洋学研究所客員研究員) 【日時】2009年10月4日(日) 14:00開場 14:30~16:00 【会場】東京都美術館 東京都台東区上野公園8-36 【入場料】無料 【定員】200名(先着順) ※講師及び演目は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。 【主催】チベット芸術フォーラム また、チベット芸術フォーラムのWebサイトでは、「聖地チベット展」で展示されて いる仏像や寺宝の所蔵元寺院の歴史と現状に関する資料が公開されています。 http://tibet-artforum.com/
by epea
| 2009-10-03 03:13
| チベット・中国関連
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