芸術フォーラム上映会 / 安堵したこと

本日7日(土)、上野で上映会があります。
お時間あるかたは、ぜひどうぞ。

特に『悲しみの湖をわたって』は、先日ご紹介したラモ・ツォさんのドキュメンタリーです。短い作品ですが、心に沁みます。この機会に間に合わせるように、ルンタ・プロジェクトの皆様と有志の皆さんががんばって日本語字幕版を作成してくださったとのことです。ご期待ください。

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守りたい天空の至宝 ~聖地チベットを考える~
チベット芸術フォーラム 第3回


いまのチベットを知るための3つの映像
『ヒマラヤを越える子供たち』『恐怖を乗り越えて』
『悲しみの湖をわたって』

日 時: 2009年11月7日(土) 14:00〜16:00
会 場: 東京都美術館 東京都台東区上野公園8-36
入場料: 無料
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先日、平日の午後に諸々の用事の隙間をぬって、上野の森美術館に行ってきました。来年早々ある企画を手伝うことになり、そのために展示内容を自分の目で見ておく必要ができたためです。

会場では思いがけなく、著名な青年実業家の姿を見かけました。青年実業家といっても、ヒルズ族のイメージに代表されるような足元のあやういタイプの起業家ではなく、健全な動機にもとづいて着実に業務を拡大している(と思われる)人です。2か月ほど前には日本のビジネス界を代表して、オーストラリアのラッド首相と対談しておられました。

展示コーナーの片隅で紹介されていた10分弱の映像を最後まで見届けてから、会場を出ていかれました。お顔を見た瞬間に「あっ」と思ったものの、しばらくの間どなたか思い出すことができませんでした。ふだん公の場に出てくる時の、白ワイシャツに濃紺のスーツ、ネクタイをきっちり締めて、多くを抱えてボコボコになっている姿(太っているという意味ではありません)とはまったく異なる雰囲気だったし、まさか、その実業家をチベット展の会場で見かけるとは……イメージが違いすぎる(私の偏見だったのでしょうが)。

明るい色のセーターにジーンズと、リラックスした格好で、すっきりと冴えた顔だち。瞑想系の修行者のどなたかだったか?にしても、誰だったか……? などと勘違いしたまま記憶を探っていて、思い当たるまでに時間がかかりました。

安堵しました。社会に実質的なインパクトを与える仕事に取り組んでいる青年が、多忙をきわめる日常の合間を縫ってチベット展に足を運んでいるという事実には、希望が持てます。アンテナを張っている人々には、ちゃんと伝わっている。こういう若い人々が担っていってくれたら、日本の未来も明るい方に向かっていきそうです。
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by epea | 2009-11-07 03:50 | 日常雑記
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