コーヒー
昼~ サンドイッチ オリーブ、トマト、セロリ、ズッキーニのマリネ ムール貝のスープ、断りきれずにひとくち ポテトチップ クリームチーズのディップ 鯛焼き ドライフルーツ パイナップル、イチジク、アプリコット 夜 わかめそば とろろ 家人の社交で、花見@砧公園。桜は見事だが、人が多すぎる。 用賀に住むハイソ志向な方のご招待。毎年恒例で、ご主人からは明治屋で予約して購入するというラム固まり肉や合鴨肉のロースト、シーフード・マリネ、高級そうなワインとチーズの数々が供される。ポットラック・パーティなので、招待客はひとつずつそれらしき品を持っていく。今年集まったのは、皇室御用達の肉屋のローストビーフ、○○料亭のいなりずし、麻布十番で二時間並ぶ由緒正しい?鯛焼き、フォアグラ、珍しい白イチジクのドライフルーツ、etc。 私にとっては、何千円もするラム・ローストもムール貝もローストビーフも、何の意味もない。食べないし、食べたい気も起きない。せっかくのおもてなしだからお気持ちはありがたくいただくべきところかもしれないが、オーストラリアではほんの数ドルで買えるラム、フランスの港町では漁船の底にへばりついていて汚いような、わずか数フランで山盛りいっぱい食べられるムール貝を、わざわざ東京で何千円も出して楽しむことに、ほとんど意義を見出せない。 というわけで、我が家からはワインを一本と、近所のパン屋で買ったふつうのサンドイッチ盛り合わせを持っていった。案の定、とても売れ行きがよかった。お子さまだっているのだし、珍味だけでは疲れるのだ。 家人は誰かに捕まって、ビジネスになるんだかならないんだかするんだかしないんだか、シャンパンをぐいぐい飲みながら、あやしげな話を延々と続けている。 NRI勤務がご自慢らしい、腹の突き出た中年男。「最近、秋葉原にオフィスを持ちましてね……アキバには詳しいんですよ、何でもお教えしますから」「……あら、そうですの(余計なお世話だね、わたしは今、オタクの巣窟で働いているんだよ、キミよりずっと詳しいよ)」 「萌え喫茶、萌えマッサージ、萌え○○、グッヘッへ、なんでもありですよ。そのうちご案内します……どうぞ奥様もご一緒に」「……ええ、ありがとうございます(誰が行くかヴォケ)」 浮かないようにと、グラスを片手に適当な相槌をうちながら食べ物をつまんでいたら、つい食べ過ぎてしまった。この会において、私は「億万長者になり損ねた運の悪い人」としてのみ記憶されている(ヤフーのこと)。私が今どんな仕事をしているかなんて、誰も興味を持たない。 帰りは実家に立ち寄り、月命日の法事。
by epea
| 2006-04-03 01:34
| 日常雑記
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