2008/10/3 (金) ヴィヴィアン・ウエストウッドの ”Keep Tibet Alive" バッグ

先週のニュースですが……

"Vivienne Westwood keeps Tibet alive
Tibet Society’s bag an accessory in her 2009 spring collection"


やるじゃん、ヴィヴィアン!! 
ファッションデザイナーといえば、中国富裕者層のマーケットが喉から手が出るほど欲しい業界なはずなのに……やってくれますね!(嬉)

この写真で見るかぎりは、このバッグ、白地に大きくチベット国旗がプリントされているというオーソドックスなデザインみたいだけど、あんまりアバンギャルドな柄にするとメッセージが伝わりにくくなるから、という配慮でもあるのかな? もうちょっと遊びやアレンジがあってもよさそうな気がするけど。それでも、肩紐の付いている位置とか、微妙におしゃれっぽい……というか、スリムでスラーッとした人が身につけると、エコバッグちっくなペラペラの白布ショルダーでもカッコよく見えるのね。。

先日のテチュン&ペムシ・コンサートでも感じたのですが、一般の人々が何の先入観もなく「チベットって、カッコいい!」と思えるような、まずはシンプルでストレートに感性に訴えるようなモノ・コトを呈示する方策が、実はフリーチベットにとって強力な戦略になるのではないか? ということ。

知り合いに、女装を趣味にしている、とあるきれいな日本人男性がいます。この人、もし彼がモデルデビューしたら日本人女性モデルさんはみんな引退したくなるのでは? というくらい、真剣に美しい。背が高く、脚の骨格もしっかりしていながらスラリとまっすぐに細長くて、凛としたお顔だちの「美女」でいらっしゃる。そのお体で、大人ドレスから乙女ちっくなワンピースまで、いろいろな女性モノを着こなしてしまう。私自身は女装している彼しか知らないので、男性として過ごしている普段の姿を見たことがないのですが、平常時には美男子としてさぞモテモテであろう、と思われます。感性も跳んでいて、ふつうじゃない。

その彼(彼女?)がひいきにしているブランドの一つが、ヴィヴィアン・ウエストウッドなのです。アヴァンギャルドだけれど、英国風トラッドの要素もしっかり取り入れていて、どことなく可愛らしさがある。彼は、ヴィヴィアンのかっちりしたボックス型のツーピース・スーツなどをよく着ていました。元祖・大人ガーリッシュ、という感じ?

そういうわけで、個人的には、凡人の自分にはちょっと、手が出ないブランド、というイメージがあったのですが。……いえ、正直に言えば、もともと服装に無頓着な自分はブランドものには縁がなく、手も出ない、と言いますか、出せませんでした(笑)

でもこのバッグなら、うんと背伸びすれば、手が届く……? 
気分のいい日に、おしゃれして、颯爽と身に着けてみたい、かも。

***

ちょっと修正。
これを書いた時、元記事をぱっと見て、ヴィヴィアン・ウエストウッドがバッグをデザインしたのかと思ったのだけれど、そういうわけではなくて、元々チベット・ソサエティが作って売っていた布バッグを彼女が「アクセサリーとして」ショーで使用した、ということですね。(どうりで、見るからにエコバッグ調なわけだ……でもファッションモデルが使っているとカッコよく見えるから先入観は恐ろしい・笑)
チベットをテーマにデザインする、というわけではなく、こうして既存のチベットグッズを使うだけでも、ファッション業界では勇気のいることなんでしょうね。それにしても、ねぇ……。「これしきのことはニュースになるまでもない」というくらい、普通になればいいのに、とも思います。
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by epea | 2008-10-09 09:16 | チベット・中国関連
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