『チベットの声無きこえ』

最近、知人にブログの開設をおすすめしています。できれば、Mixi のようなクローズドのサービス(検索エンジンで検出されない)ではなく、普通の、一般的なブログをお薦めします。

最初はこれといった反応もなく、果たして有意義かどうか不安を感じるかもしれませんが、だいじょうぶ。将来、確実にどこかに繋がります。
私の場合、昨年末から『雪の下の炎』のPRサイトを開設して、このようないいことがありました
……と早速お話しできればいいのですが(笑)、今のところ、明らかに去年までと異なる局面に到る契機となるような、具体的で異質な反応のようなもの、はまだありません。

けれども、そういった劇的なことよりもまず、Mixi やこのブログを通じて知り合った方々が応援してくださるのでとても励みになりますし、「チベット」という枠を超えて、人権問題やウェブのGUIについて興味が湧いてくるという、少なくとも個人的には好ましい作用を感じています。

たとえば、TSNJやMixiを介して様々なイベントで精力的に活動なさっている方々が、昨年12月に、次のようなサイトを開設なさっています。

#作者の方々のハンドルネーム、ご紹介したいのですがいかがでしょうか?>Kさま
#よろしかったら、コメント欄で自己紹介などなど、PRなさっていってください!

『チベットの声無きこえ』

(拷問器具を前にしたパルデン師の写真も掲載されています。凄い迫力です。)

こちらのサイトを拝見した時、即座に「これはいい」と感じました。というのも、このように具体的に人の顔が見えることで、何百人、何千人が拘束された、という統計上の数としての事実だけでなく、実際に一人ひとり、それぞれが個人としての思いや歴史を背負っている固有の一人ひとりが、今、きわめて過酷な目に遭っているかもしれないのだ、という気持ちを、見る人に想起させるからです。

ダラムサラの街中にも、まさにこのような感じで、名前とともに写真や年齢など、わかる範囲の基本的な情報を添えて、一人ひとりが紹介されているポスターや巨大なバナーが、あちらこちらに貼られています。特に、亡命政府の建物の集まっているガンチェンキションの一画には、雨に濡れても破れないようなビニール製の巨大なポスターが、建物の表側に掲げられていました。

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また、上記サイトでは昨年3月以降にデモの行われた場所が一目でわかるような地図も掲載されています。
これから春にかけて、各地で抗議行動を伝えるニュースが野火のように増えていくでしょう。
そうしたニュースを聞く時にも、このように視覚的にわかりやすくまとまった情報が参照できるのは、非常に助かります。

『チベットの声無きこえ』の作者の皆様、頼りにしていますので、これからも情報の更新を続けていっていただけますよう、よろしくお願いいたします。

また、今後ダラムサラへいらっしゃる方は……もしできれば、現地のチベタンに「日本では昨年から、デモやチベットの状況を伝える勉強会といったイベントも頻繁に開かれているけれど、それだけではなく、こうしてネット上でも情報を伝えようという動きがあるんだよ」と、ネットカフェで『チベットの声無きこえ』のサイトを示しながら、説明してみてください。画像が中心のサイトで何を伝えようとしているのか、日本語がわからないチベット人にも一目瞭然ですから、きっと、とても喜んでもらえるはず。(Tさん、ヨロシクお願いしますね!)
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by epea | 2009-02-15 02:59 | チベット・中国関連
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