嬉しいメールと、楽(ささ)監督との楽しい夜

しばらく前からこのブログを読んでくれている知人から、嬉しいメールをいただきました。
『雪の下の炎』を読んで、とりいそぎ感想を送ってくれたのです。

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正直読むのが精神的にとてもきつかったので、並行して軽いエッセーを読んでました。
「知らなくてはいけない」と思う反面「知らなきゃよかった」とも思いました。
もし、この話が遠い昔の出来事で、今は全くこのような残虐行為が世界中どこを探してみても起こりえないというのなら
こんな酷い情報を身体には入れたくはない。
その方が人を信じられるし当然の事として親切になれるんじゃないか、などと思いました。
= 実際起きているわけで、知らなくてはならないこと&向き合うべき問題ですね。
同時にアムネスティ等の威力を知って、自分ができることなんて・・とは思わずに動いていこうと思ってます。

ではでは~。映画、チャンスを見つけて観に行きまーす。
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率直なお言葉を、ありがとうございます。

>こんな酷い情報を身体には入れたくはない

……そうですよね。
チベット支援をしている人は、過酷なニュースに慣れてしまっているので、むしろ『雪の下の炎』の淡々とした語り口に感銘を覚えたりするほどだけれど、もっぱら一般的なメディアの表面に出回っているニュースから情報を得る日常から見渡せば、『雪の下の炎』はやはり厳しい本だと思います。 けれども、

>同時にアムネスティ等の威力を知って、自分ができることなんて・・とは思わずに動いていこうと思ってます

すばらしいことですね。

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チベットには100%、何の縁もゆかりもない、路傍の石ころに過ぎない自分です。
「昔からの知人には『バカだなぁ、浅はかだなぁ』と思われているのだから、ここを読んでくれているとしても、何の反応もなくて当たり前。世の中には、チベットの文化・歴史・宗教・慣習について知り尽くしていて、チベット的な存在を愛していて、熱心に支援活動していこう、という人々がすでに大勢いるのだから、自分はもうこんな何の役にも立たない自己満足はやめよう、今日を最後に、チベット支援について書くのはやめよう」……などと思いながら、一日、一日と、愚にもつかない駄文を書き散らしてきました。

ですから、思いがけなく上記のような感想をいただけるのは、嬉しいことです。
Dさん、ありがとうございました。

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今夜は楽(ささ)真琴監督と、おいしいご飯を食べながらお話しさせていただきました。

せっかくご連絡くださったのだから、インタビューのように話を伺いお答えいただいた内容をブログにまとめてみようかという欲も一瞬、兆したのだけれど、お会いした途端にそういう気持ちは消えて、ひたすら楽しく・時には熱く?お喋りさせていただきました。
各国のフリチベ事情、報道をめぐる状況、ドキュメンタリー映画制作にまつわる厳しい現状、その他もろもろ。。 監督のお名前の通り、とても「楽」しい夜のひと時をいただきました。
まことさん、移動や取材でお疲れのところ、本当にありがとうございました。

インタビューについては、プロの記者の方々が、きっといい記事を書いてくださいますから、掲載されるのをチェックしましょう。今日はさっそく、あの!産経新聞の福島香織記者にインタビューを受けたそうです。
■渾身の名文・ぜひお読みください ⇒ 『風の馬』をめぐるエッセイ: 「心偽れぬチベット」

取材の様子については、ささ監督ご自身のブログをチェック!

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……どうです、このチャーミングな雰囲気! 信じられないくらいキュートでしょ?
(言うまでもないことですが、可愛いだけじゃないですよ! 若くして、チベットのドキュメンタリーを撮っていらっしゃる人ですから。頭脳明晰で、抜群に行動力のある人です。)

お電話でお話ししていて、パワフルな人という印象がありましたが、お目にかかるなり思わず、キラキラとつよく輝く黒い瞳に、ほぉーっと見とれてしまいました。こんなに華奢で若々しい美人が、パルデン師のような激しい宿命を背負っている人間を、どのようなドキュメンタリーで表現なさっているのでしょうね。

魅力的な日本人女性が世界を舞台に活躍してくださるのは、やっぱり嬉しい。そろそろ初老にさしかかっている自分(笑)としては、ありがたくも心強いかぎりです。
まことさん、これからもがんばってください。応援しています。

★★★★★★楽監督にインタビューを希望される方は、大至急アップリンクへ連絡されるか、あるいは
reprint.fire.under.the.snow[at]gmail.com までご連絡ください。★★★★★★
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by epea | 2009-02-26 02:01 | 『雪の下の炎』 復刊
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