「熱すぎてやけどしそうなロンドン・デモ」

チベット系メーリングリストで報告されていた、ロンドン在住・若松えりさんのレポート。
臨場感たっぷりであまりにおもしろいので、シェアさせていただきます。
こころよく転載許可をいただきました、若松さん、どうもありがとう。

(こちらには、ちべサポ系でない方々もいらっしゃるので説明しておくと、若松さんといえば、チベット支援の世界で知らない人はいないのでは?と思われるほど、大活躍なさっている人。あまりにプロジェクトが多すぎて挙げきれないくらいに活躍中。)

ロンドンのデモは、なんとパルデン師が先導なさったとか!(驚・羨)

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日本の各地でも熱いフリーチベットが行われているようですね。
みなさま、ご苦労様です。

私の住むロンドンでも、7日(土曜日)約1000人が中国大使館前を出発、
ロンドンの目抜きどうりのリージェントストリートや、オッックスフォードサーカスを通りチャイナタウンを右に、最終地点のトラファルガー広場まで行進しました。

抵抗の歴史が始まって50年目に当たる、今年の先頭は御齢76才のパルデン老師が力強く引っ張ってくださいました。50年の抵抗の歴史は、中国によって1959に最初に無実の罪で逮捕され、その後33年間もの間、拷問を体験した、彼の人生そのものでもあります。

以下では、熱すぎて、やけどしそうなロンドンデモの様子の写真や、動画が見られます。
http://www.freetibet.org/newsmedia/uprising-march-2009

コールは、おなじみ
チャイナ、チャイナ、チャイナ!!!
アウト、アウト、アウト!!!

の他に、今年とくに叫ばれたのは、
弾圧の悪化する本土のチベット人たちへの連帯を意味する、

”Tibetan in Tibet - We are with You !!!
本土のチベット人へ、私たちは君たちと共にある!!!でした。(泣ける~)

トラファルガー広場では、あの有名なネルソン記念柱の土台に特設会場を設け、各チベット支援団体やチベット人コミュニティのスピーチがありました。そのなかでも、天安門事件の生き残りで当時学生オーガナイザーの一人だった、中国民主化運動家のシャオ ジャン(漢字分らずで、すまん。。)のスピーチは素晴らしかったです。(涙~)

彼は中国政府の正当化する、チベットに対する弾圧がいかに残酷なものであるか。
また、中国人としてみるに耐えない行為であるかを訴え、
”チベットに自由の来る日こそ、中国に自由が訪れる日なのです!”と、熱~~く語りました。
そして、スピーチの最後にはパルデン老師からカタが送られ、ヒッシっと手を握りあう、お二人の姿に拍手喝采のあらし~。

パート2に続く
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で、パート2です。

8日(日曜日)にはロンドン各所で法要があり、そして!
(ここから、ネタバレ~です。ネタバレ困る人はここで、ストップ)

待望の楽 真琴 ささ まこと監督の ”雪ノ下の炎”のロンドン公開が、チャイナタウンのど真ん中にあるチャールズ皇太子の映画館でありました。
満席の場内、ラッキーなロンドンっ子は、なんと楽監督とパルデン老師のお二人をスペシャルゲストに向かえ、試写後に質疑応答まで出来たのでした!

試写前にお目にかかった楽監督は華奢な身体に、どちらかというと(というか絶対に。?)日本人よりはチベット人にお見受けしてしまった容姿の、これまたチベット人とおんなじまっすぐな瞳をされた美しい女性でした。
そして、チベットの空のように澄んだ、監督の瞳そのものの澄んだ目で見つめたパルデンさんが映画の中から、会場を埋め尽くした観客に向かって話しかけます。

今、現在、この一瞬にも私と同じ目に会っている仲間のために、
無惨にも死んでった仲間のために。。
チベットの平和のために。。

映画の中にはつらい拷問の証言だけではなく、国際五輪協会に対する抗議のハンガーストライキでぽろっと冗談を言って断食仲間の目を点にしたりする、時にお茶目なパルデンさんや、普段のパルデンさんも捉えており、それらの普段着(袈裟?)の老僧の、あまりにも壮絶な証言がコントラストを作り出しています。

日本でも公開されるそうですね。
た~く~さ~んの方に見ていただきたい映画です。
私は、この映画を通して、また新しく勇気と信念をもらえた気がします。。リニューアルな私?!(誰ですか? ” 怖っ” て?)

試写後の質疑応答では、自分の住む地区の代表議員に手紙を送るなどしてチベットに対する政治的な圧力を要請する方法が話し合われたり、原作の本を皆で議員に送ろうというのもありました。
SFT UKのメンバーで北京五輪のおり現地で抗議行動をして涙の訴えをしたペマヨーコさんの、お父様の発言では、
『(以前はそうではなかったのに、)ここ10年ほど前から亡命チベット人がイギリスに入国する際に記入する用紙に中国人と書かされる。(ここで、会場から反応大)これこそがまずイギリス政府にチベットをチベットとして、独立した国として認めさせる第一歩ではないか?』

ご存知のように、イギリスはスコットランド、ウェールズ、アイルランドとイングランドが一緒になって大英帝国を作って来た国なので、この辺の問題はよ~く響く様で、みなけしからん!感が充満したところで、主催者のチベットソサエエティから、ご案内。

ロンドン支援団体では来る10日にマス ロビーと称して、チベ支援者が国会議事堂に集結して、各個人居住地の代表議員に面会してチベットについて要請するという企画があります。
イギリスでは自身の居住地区代表議員に会見できるシステムがありそれを利用して、一斉にチベットについて訴えようというわけです。

内容はいかの点を強調します。

1;国家提出法案(EDM) No. 978: ”209年3月10日チベット、民族蜂起の50周年”に賛成署名してください。

2;中国北京のイギリス大使館に、チベット支局を設置する

3;イギリス政府チベット担当官を就任させる

4;2008年春の平和的な抗議行動を含めた、武力行使について徹底かつ独立調査
を行うことを発起する。

の4点です。

若松@ロンドンでした~
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by epea | 2009-03-10 22:47 | チベット・中国関連
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