「熱すぎてやけどしそうなロンドン」 Part2

ロンドンの若松さんより、またまた「熱すぎてやけどしそうな」ロンドンレポートがメーリングリストに投稿されていましたので、転載します。

3月10日の様子です。
イギリスでは、選挙民が国会で(?)面会を要請すれば、自分の居住区の議員に必ず会うことができるのだそうです。

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さて、今日3月10日チベットの抵抗の歴史が始まって50年目の正午きっかりに、ウエストミンスター寺院で、チベットの動乱で亡くなった人びとのための法要が司祭とチベット僧ドルジェ デンパ リンポチェによって執り行なわれました。

小雨降りしきる中、その足で本日のメーンイベント、お隣の愛称ビッグベン国会議事堂前に集結。

北はスコットランドの北端アーガイルから、ウェールズ、在英チベタンはチべ正装の出で立ちでと、続々と推定250人ほどがチベ国旗をはためかしながら集まり、マスロビーと称して国会に乗り込みました。
整理券をもらって並び、雨にぬれることしばらくして、国旗はしまってくださいとのアナウンスがあり、警備のポリスが、国会の中では国旗やサッカーチームのシャツもイケナイんだ。。と説明。ぼくがこの規則作ったんじゃあ、ないよお。。なんてお茶目な警察官であった。

イギリスには自分の居住地区の代表議員に国会で会見を申し込むと、議員は必ず会見しなければならないという決まりがあるらしく、それを利用して一斉にチベットについて直談判しようという企画。まず国会中央広間で、企画者のチベット支援団体の人達が名前を登録して、参考資料としてダライラマの本日の声明のコピー、片面チベ国旗で裏が要請書になったカード等を手渡される。
内容はいかの4点を強調します。

1;国家提出法案(EDM) No. 978: ”2009年3月10日チベット、民族蜂起の50周年”に賛成署名してください。

2;中国北京のイギリス大使館に、チベット支局を設置する

3;イギリス政府チベット担当官を就任させる

4;2008年春の平和的な抗議行動を含めた、武力行使について徹底かつ独立調査
を行うことを発起する。

おしまいの所に名前や住所を記入して進むと受付で、自分の住む地区の代表議員の名前を言って待つ。

皆、それぞれ、手に手に自分なりの手紙を用意して来ている人、びっしり正装のチベット人家族がいて早くも、議員事務所から出て来た議員と肩を並べて、脇のソファーの方に移動していく人もみえる。同じ地区から何人もいる時はグループで議員と会見。

この日、パルデン老師も別口で議員に会見していて、いつものお元気な姿が見えた。
土曜日のデモで感動的なスピーチをしてくれた中国民主化運動家のシャオ ジャンもいるし、ペマヨーコさんところはご家族でチべ正装、お父さんかっこい~。
イギリス国会議事堂内はチベット色で一杯!

私の地区の議員はマイク ペニングといって保守党の議員だが、まず出てくるなり去年ダライラマがイギリス国会で発言された時のことをネルソンマンデラに会った時と一緒の、最高の経験だったと言った。

私が、先日のミリバンド外相のイギリスの宗主権についての発言をどう思うかと聞くと、大変批判的な意見で、旧インド領主としてイギリスのチベット問題についての責任と、中国に対する明確で強気な外交こそが必要だと考えていると、語った。経済問題についてだって、中国だって物を売りたいのだから。。とも言った。

国家提出法案(EDM) No. 978: ”2009年3月10日チベット、民族蜂起の50周年” に賛成署名してくれる。と約束してくれました。
おもわず、抱きつきたい所をこらえてクールにサンキュウと言って別れる。

彼にはことあるごとにチベットについて手紙を送ったりしてますが、いつも返事を返してくれていて、なにより私におべっか言っても意味がないので、信用していいと思いました。

終わりにはフィードバックとして会見の内容を記入して支援団体に手渡し今後の資料に役立てます。
帰りし、亡命チベット2世のテンジンは、”こうやって具体的に皆でイギリス中央政府のてっぺんまでもって行って、直談判できたってことが本土のチベット人に励みにきっとなると思う。”と語ってくれました。

はあ~、今日もチベロンドンは熱かったあ。。
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by epea | 2009-03-11 11:50 | チベット・中国関連
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