カテゴリ:チベット・中国関連( 54 )

2008/10/6 (月) ラサ近郊地震関連リンク

ラサ近郊地震、震源地はダムシェンとのこと。
地震学者チームが派遣されたそうですので、続報を待ちましょう。
チベットだけでなく、キルギスやアフガン・カブール近郊でも大型地震が起きているのが懸念されます。

"チベットでM6.3の強い地震、死者30人超か" by AFP通信
"30 die after 2 strong earthquakes hit Tibet" by AFP
"6.6 Magnitude Earthquake Jolts Tibet" by Phayul
"Tibet earthquakes kill at least 30; Potala Palace undamaged; Qinghai-Tibet railway and Lhasa airport in service" by Los Angeles Times
(写真あり。新華社によると、ポタラ宮殿は損傷なし、青海鉄道・ラサ空港も運行中とのこと)
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by epea | 2008-10-07 10:12 | チベット・中国関連

2008/09/15 (月) さらなる懸念

法王召集の緊急会合が11月か12月、ということで、「緊急会合」とはいえ、いわゆる「緊急」ではないのかも、と少しばかりほっとしたのもつかの間。
昨日のパユルでは「法王、来月のヨーロッパ行きをキャンセル」とのニュースが!
Dalai Lama Cancels Europe Visit to Rest

「これは……もしや……」と、誰もが心配したと思う。昨日夕方、私がパユルを見ようとした時は各記事を展開できず、サーバへのアクセスが過剰になった場合のエラーメッセージが表示されていたのも、気になった。原因はサイトを公開しているサーバーそのものだったのではなくて、日本からパユルのサーバまでの経路上にあったのかもしれないし、一概には言えないけれど。また、今朝は連帯委員会のサイトもしばらくの間、謎の白地に「Access is denied」の表示になっていたし、亡命政府幹部レベルで情報の錯綜があるのかも?などと、私自身としてはかなり不安が昂じていた。

今、パユルの「ヨーロッパ行きキャンセル」記事を見たら、すでに5700回以上も読まれている。これほどの閲覧回数は、オリンピック期間中の記事にもなかったような気がする。

一方、チベットNOW@ルンタの最新エントリ(9月15日)では、さっそく関係者にインタビューいただいている。

それによると、法王の主治医いわく:
「全然心配いらない。ただおなかをこわされただけだよ。誰にもあることだ。至ってお元気だ。ただ、あまりにスケジュールが過密だ。外訪のときには様々な食事が振舞われる。時差も問題だ。だから今回は大事をとって見合わされることをお勧めしたのだ」

ナムギャル寺のゲシェラいわく:
(法王様は)皆が心配していると思われたのか
「自分は全く元気で健康だ。しかし最近腹痛を覚えた。胆石の痛みだということだ。
手術をすれば問題ない。来月ティーチングが終わったら手術する予定だ。」
と私たちに話された。

……これらの発言を受けて、N氏は「胆石の手術であれば問題ないはず。かえって隠すと、人々は大袈裟に心配したりする。公表すればいいのに、と思ってしまう」と結んでいる。
その通りだと思う。

以下は私の乏しい経験からの感触にすぎないので、話半分で読んでください。
チベット人達の人柄について、「苦境にあってもとても明るくて、楽しむことが好きで、屈託がない」といったふうに一般化されて語られるのをよく耳にするけれど、私自身は必ずしも、そのようには感じていない。彼らが「いつも明るく、楽しく」振る舞っているように見えるのは、「そうでもしないとやっていけない」現実があることも影響しているはず。本能的な自己防衛から、意図的に明るく楽しげに振る舞い、そうして、そのように自分を持っていくのにおおかた成功していて心の底から楽しそうにしている人々が多いように見えるけれども、もちろんそういう人たちばかりではないし、人前では表向き楽しげな状態を保っている人々でも、夜中にはうなされて寝床から飛び起きているかもしれない。ダラムサラにいて街の人と話をするごとに(といっても、私が話をできたのはあくまでも英語を介して、に過ぎなかったけれど)その、人々のなかの見えない「そこ」(其処であり、底でもある)が、気になっていった。

大切な情報を扱う時、なんらかの配慮が働くのは当然だと思う。法王が、あるいは亡命政府が、「明るく楽しげな表情」を薄皮一枚でかろうじて保っているかもしれない人々を慮って、どのような情報をどのようなオブラートで包もうとしているのか……? 私には見当がつかない。
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by epea | 2008-09-15 19:41 | チベット・中国関連

2008/09/12 (金) ダライ・ラマ法王、チベット内閣と国会に緊急会合の召集を指示

法王が昨夜、チベット亡命政府内閣と国会に対して、緊急会合を招集するよう公式レターを出した、とのこと。ムンバイでのメディカル・チェックから戻られたばかりだから、もしや……と心配になったが、「緊急会合の開催は11月か12月頃」とのことなので、法王様の健康状態に直結するような緊急事態とは違うみたいで、少しばかりほっとする。……いや、法王様個人の進退問題でなく、本土の状況そのものがそれほどまでに切迫している、ということだから、ほっとしていてはいけないのだけれど。

このニュース、昨日の夜にPhayulにアップされたばかりなのに、もう4000回以上も読まれている。普通、トップに掲載されてから下のリストに下がるまでの間に、多くても2000回超えるぐらいの閲覧回数で終わるから、この記事にはチベタン達もかなり注目しているということだ。

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http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=22801&article=Call+Emergency+Meeting+-+Dalai+Lama+to+Kashag+and+TPIE

Call Emergency Meeting - Dalai Lama to Kashag and TPIE
緊急会合の召集 - ダライ・ラマ法王からカシャック(内閣)および国会へ
Phayul [Friday, September 12, 2008 17:29]

【ダラムサラ、9月12日】 ダライ・ラマ法王はチベット亡命議会(国会)とカシャック(内閣)に対して、緊急会合を召集する指示を出した。この指示は、ダライ・ラマ法王個人事務所によって本日、書簡形式で発行された。

現在第6会期中の第14代チベット亡命議会が、この書簡を国会で読み上げた。チベットのリーダーであるダライ・ラマ法王は、ムンバイで治療を受けて北インドの拠点に戻ってきたばかり。チベット亡命政府の立法および行政機関に、チベットの基本的な諸問題について議論するよう要請している。7月に73歳になったこのチベットの指導者は、チベットおよび現在の世界情勢における緊急を要する事態について、書簡の中で述べている。

緊急会合を要請できるダライ・ラマ法王の権利については、チベット亡命政府憲章第59条に規定されている。法王は、この権利に基づいて書簡を発行している。

書簡によれば、会合は今年11月か12月に開かれるとされている。

チベット議会と内閣は、緊急会合で討議される試案のために、計画その他の詳細について、共同で討議していくと見られている。チベット亡命議会の常任委員会が通常そうした事項について議論を行うが、現在は会期中であるため、試案についての討議は月曜以降に議会で扱われる見通し。
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by epea | 2008-09-13 11:48 | チベット・中国関連

2008/09/05 (金) 連帯委員会からのメッセージ

昨日は少し鬱になって、泣き言を書いて反省している。何もせずに手をこまねいて不安を撒き散らすなんて、無意味だ。というわけで、今日は連帯委員会宛に状況確認メールを出してみたところ、すばやい返事が戻ってきて、驚いた。以前にリンク切れなどの報告で何度かメールしたことがあるのだが、その日の内に返信いただけたことはなかったので。少ない人数で回していて忙しいだろうから、返事がなくても当然、ぐらいのつもりでいた。

この返信によると、

1.オリンピック以後、本土における統制があまりに厳しくなっていて情報を得るのがきわめて難しい状況になっている
2.緊急連帯委員会自体の存続の意義を検討している

以上2点の理由により、リリースの更新を一時停止している、とのこと。

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Dear ****

We highly appreciate your interest in our website. Well, we have two
reasons for discontinuing our press releases; Firstly, it is extremely
difficult to receive information from Tibet particularly during the
Olympic period as you know, everything is censored and whole Tibetan
plateau was under iron gripped situation. And the other reason is; we
are working on an issue whether or not this committee will exist or
not. If it doesn't, then we have to dissolve the committee. So We are
extremely for for the inconvenience caused to you. Well, kindly check
these two websites www.tibet.net (An official website of Tibetan
Government in Exile) and www.phayul.com These two websites,
particularly the latter shares more information about the happenings
in Tibet.

Feel free to contact us for any assistance
May the just cause of Tibet be resolved soon and May Peace prevail on Earth.

With Best Regards

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そこで、「連帯委員会さんのリリースは確認された情報源として頼りにしてきたので、できれば従来どおり、信頼できる情報の発信は続けて欲しい」と返事を書いたら、次のような返信をいただいた。


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Dear ****

Thank you for your consistent interest in our Press Release. Of course
you can explain to your friends what I have explained to you. Press
Release is one of the most significant work our committee does. The
information in our press release were, unlike other news sources,
entirely based on concrete evidences and proof, with the names, age
and native of the victims. Unless and until the information is clear,
we absolutely do not make a press release. Since our Committee is a
government body, it must be always reliable and we also always
consider truth and honesty as our greatest weapon and assets against
the Chinese Government. Well, concerning the existence of the
Committee, the higher level authorities will discuss about it and
please remind us later so that we can inform you.

I again appreciate your interest in the just cause of Tibet.

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委員会においてもPR活動には力を入れてきており、具体的な証拠にもとづいてリリースを作成しており、日時や犠牲者の名前・年齢などの情報を盛り込んできた。政府関連団体である以上、情報の精度や信頼性を意識してきた、と。

「真実と正直こそ、中国政府に対抗する私達の最大の武器・財産と考えています」

とのことです。
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by epea | 2008-09-06 00:55 | チベット・中国関連