カテゴリ:日常雑記( 97 )

2006/03/27  Tiger Hides

コーヒー


野菜ジュース
クラッカー
アーモンドチョコ


ニンジンとキャベツの塩やきそば



春は異動の季節。虎は死して皮を残す――SLミーティングでのT氏の台詞、いい言葉だと思う。skin, leather, hide ...... あれこれ迷ったけれど、hide なら名詞にも自動詞にもなるし、二重に解釈できるから面白いかな。

午前中、UNH滞在者による成果発表会。インターフェイス仕様に関する白書、検証実務では果たしてどの程度の蓋然性が認められそうなのだろう。少なくともSji側寄稿者としてはどの程度の目論見で書いていたのか、確かめてみたくても担当者はすでにいない。つまり、あれはどんな模様の「皮」を残そうと企んでいたのですのか、と問うてみたいのだけれど……と書きながら、たった今、思い出した。L3チームの人に訊ねればいいではないか。たしかあの白書に一部を盛り込んだレポートを、手渡されていた人がいたはずだ。

午後、KC撤収作業 from 本館作業部屋。

4月からのミッション・ツリー及び席次の発表。ますます勉強が必要になる。
[PR]
by epea | 2006-03-27 23:24 | 日常雑記

2006/03/26  Bone/Born to be Cherry


きょう一日で、ずいぶん桜が咲いたね。

お母さん、一年以上もおうちでお父さんを守っていてくれて、ありがとね。

たっくんも、ずいぶん回復してきたよ。
きょう一日、外に出ていて、だいじょうぶだったよ。

みんな、ゆっくりゆっくり歳をとりながら、なおってきているからね。

これからも、見守っていてね。

ありがとね。


*********

墓石の下の室に骨壷が並ぶのを見て、誰かが石屋さんに「スペースがいっぱいになっちゃったらどうするんですか?」と、ちょっとまぬけなことを聞いた。石屋さんによると、昔のお骨から少しずつ、室の下の土に還すことがある、という。セメントでうってある室もそういう事態を想定していて、床の部分を起こして、お骨や遺灰を土に戻すのは、けっしてめずらしいことではないのだ、と。

儀式が済んだ後の会食の時に、誰ともなく、「それなら、最初から土に撒いてもらってもいいのにね」という話になった。意外なことに、かなり大勢の親族が、その考えに賛意を示す風だった。私自身は、自分の骨をどこかのお墓にとっておいて欲しいとは思わない。死んだ後はどのようにされようとこだわるつもりはないし、今の状態が続けば孤独死になる確率が高いのだけれど(笑)、もし運良く遺族に恵まれて、日本で儀式を執りおこなってくれる人がいるということになれば、できれば自然葬に近いかたちにしてもらい、骨も灰も、何もかも土に還してもらいたいと思う。

変わっている、と思われるかもしれないけれど、私は小学生のころから鳥葬に憧れていた。自分の部屋にこっそりと、鳥葬のポスターを貼っていた。(そのポスターはリバーシブルで、裏面はボロブドゥール遺跡の写真になっていて、こちらも大好きだった。さすがに親が驚くかもしれないと思ったので、ボロブドゥール遺跡の面が表になるようにして貼っていた。) 自分の体なんて、すっかり失くしてしまいたい。つめたい岩場に、どこからか舞い降りてきた鳥が、私の体をつついて、再び空高く飛んでいく、なんて、ぞくぞくするほどロマンチックではないか。こんなつまらない肉が、鳥と一体になってよみがえるのだから。生き物のなかでも、鳥にはどこか特別なところがあるように感じる。飛ぶという行為をはじめ、生きながら魂の象徴と目される、何かがあるように思う。

チベットの鳥葬は、「人は生きていくために食べ続けなければならず、ずいぶんと他の生物のお世話になる。だから、自分が死んだ時くらい、他の生物のためになろう。たいしたお返しはできないけれど、せめてもう用済みになった自分の体くらい、鳥に食べてもらおう」という思想に基づいている、という。きわめて合理的な考え方だと思う。輪廻転生という死生観に沿えば、死んだ後にまで自分の体、骨や灰に執着するのは、おかしなことだ。もちろん、日本人としては、ご先祖様のよすがとなるお墓を大切にしようという心情もわかるけれど、家族や友人の死を幾たりか見送ってきた今の私としては、率直なところ、チベットの人々の死生観の方に、より大きく惹かれるものを感じている。
[PR]
by epea | 2006-03-26 18:27 | 日常雑記

2006/03/25  Runner in Solitude

忘れていた。今日は小金井公園10キロ・ランに申し込んでいたのだ。

朝、心の中で自分に悪態をつきながら起きて、かなり迷ったけれど参加した。もっとも、本格的なトレーニングではなく、自分の体調に合わせて距離を調整すればいい気軽なジョギング・クラブの活動だから、途中でショートカットも自由にできる。小金井公園は一周約5キロ、二周すれば10キロになるところだけど、明日の法事に備えて体力を温存するべく、一周半の8キロでリタイアすることにした。で、最後の200メートルは全力ダッシュしてゴール。これで私にとっては十分な運動になった。

シャワーを浴びてから、午後は眼科へ行き、診断とコンタクトレンズの調整。前からもらっている薬を使い続けていても充血が一向に収まらないので、新しい薬を処方してもらい、ワンデイ・タイプの使い捨てソフトレンズも試してみることにする。

午後は医院や薬局での待ち時間の間中、Yちゃんをメールで励まし続けていた。昨日とつぜん、3月いっぱいでS次での契約打ち切りが言い渡されたとのことで、かなりショックを受けていた。オヤビンからクールに言い渡されたのも、相当こたえた様子。私も昨夜、Tさんからそれとなく話を聞いて、どういうことだろうと思っていた。あまりに急すぎる。

A社としてはさすがに悪いと感じたらしく、別部門で彼女を採用できないかと考えていて、それでTさんが私に、Yちゃんをどう思うかと尋ねてきたのだった。中国語・韓国語ネイティブで日本語も流暢な、頭の回転の速い女性である。当然、強力推薦でしょう。

メールでしきりに寂しがるYちゃん。無理もない、異国で就職した初めての職場で、せっかく慣れ親しんできた人たちと別れなければならない。普段は強気に見える彼女だが、本当は繊細な女性なのだ。どんなに心細いことか。しかも、A社はいきなり面接を、何の説明もなく月曜に設定してきたという。それはおそらくTさんから聞いた別部門の面接である可能性が限りなく高いので、Yちゃんには、A社の人事面接の雰囲気とか、ありきたりだけれど面接対策の想定問答とか、思いつくかぎりの事柄をせっせと携帯メールで打って、送信した。ふだん携帯メールの返信ほぼゼロ(ごめんYちゃん!)な私から、励ましメールが何通も届いたので、彼女は驚きながらも感激してくれた。

「今月いっぱいでS次から離れるとはいっても、同じグループ会社に行くことになりそうなのだし、まったく縁がなくなってしまうわけじゃない。将来はまた同じ仕事につく可能性もあるし」とか……まるで、まるで私が昨夜もらった言葉とおんなじじゃないの(笑)! で、実際、おなじような状況なのであります。ありがたいことに彼女はこんな私でも先輩として尊敬してくれていて、部屋は離れているし、毎日一緒に仕事しているわけではないけれど、時おりのアドバイスを心待ちにしてくれている。親切な人は他にもいるけれど、私のようにアドバイスしてくれる人は他にはいないのだ、と。だから、4月から別の会社に離れてしまうのがとても心細くて寂しい、と。……まるで、まるでおんなじ状況なのだ!(爆) だから、Yちゃんを一生懸命励ましながら、私はまるで、自分自身をも励ましているような気分になったのでした。
[PR]
by epea | 2006-03-25 20:19 | 日常雑記

2006/03/24  Hallucinatory Sand Beach

コーヒー
紅茶


野菜ジュース
クラッカー
アーモンドチョコ


ビール
ウーロン茶
海草とトマトのサラダ
揚げミニ・ポテト

カプチーノ


今朝は明るい朝。目を閉じたまま光を浴びると、瞼の裏を黄緑色の細かい蜘蛛の巣が張っていく。
駅までの自転車をこぐ道すがら、木蓮の花の白がつよい。桜の蕾はますます膨らんでいる。

今日は午後からコ検証の全体ミーティングがあり、その後は異動していく人の送別会だった。東日本に戻っていくという人は、素直に嬉しそう。S君がCTUの営業に行きますから、と誰かが言うのを、「いやいやいや、結構です」と、力強く断っていた。

湾岸の光景は普通に綺麗で、人工の砂浜は、PKディック「暗闇のスキャナー」の最後に描かれる、幻覚の黄金や赤の鮮やかな火花に囲まれた扉の向こう側にわずかに覗かれていたという、ギリシャ時代の海岸のようだった。細かな砂粒と、平らかな波。すべての物が秩序ただしく調和していて、それらの姿は見えなくとも気配の伝わってくる夜。静謐で、満ち足りた世界。

それは比喩としてしか存在しえない場所だから、実在の足裏で踏み出すことはできない異界なのだ。
[PR]
by epea | 2006-03-25 01:58 | 日常雑記

赦し

<<Terra Free Talk>>

天台宗の住職さんのブログ。
苦しかったり、怒りや後悔で心が波立って、どうにも自分を納得させるのが難しい時などに読むと、はっとさせられることが多い。


*******************************************************
2006-01-24 「赦し」

自分が受ける苦難は、元をただせば、自分が過去に誰かにしたことが、回り回って自分に返ってきたものです。

自分で、自分を罰しています。

ですから
自分が今受けている苦しみを、自分の過去世の行いの結果であると知り、
自分の欲深さ、復讐心、愚かさを自覚して反省し、
そして、自分を罰することをやめたら、苦難は消えていきます。

苦難の原因は、すべて自分にある、と自覚し、懺悔します。
誰かが悪い、自分は悪くない、と思い続ける限り、苦難は消えません。

自分で、自分を赦すのです。

癒されることのない、深い悲しみにも耐えられるようになります。
:

*******************************************************


『自分で自分を罰して』いるのだから『自分で自分を赦』しなさい…… とは、どういうことか。

苦しい時はたいてい、不可抗力である「他者(それが人であれ状況であれ)」に苦しめられている状況の中に置かれている。つまり、「自分の意のままにはならない自分の外側にある存在や状況が、自分の苦しみの原因になっている」と感じられる場合が多いように思う。
だから、「自分で、自分を罰しています」という一説は、一見すると逆説的で不可思議だ。

それでも、ゆっくりと考えるうちに納得されてくるような気がする。
「原因は自分の外にある」ことがたとえ明らかであっても、苦しみが大きくて苦しければ苦しいほど、原因を自分の外に認めたところで、結局はどうにもならない。解決に到る途がまったく見いだせない……むしろ苦しみとは、そういった理不尽さを備えるがゆえに本質的に苦しい、とも言える。

そこで、『苦難の原因は、すべて自分にある』と、あえて自覚する

非合理ゆえに我信ず。

現世という状況の流れにおいて「現実に誰が・どのように悪い」ということは、自分にとってはたぶん、本当は問題ではない。自分が苦しいと感じ続けることこそが、問題なのだ。だからこそ、『誰かが悪い、自分は悪くない、と思い続ける限り、苦難は消えません』という一行は、浅薄な道徳指針を説いているのではないし、また偽善の匂いを漂わせがちな教条主義に基づくものでもないのだろう。


『自分で、自分を赦すのです。

癒されることのない、深い悲しみにも耐えられるようになります。』

[PR]
by epea | 2006-03-24 01:30 | 日常雑記

2006/03/23  Twitches

コーヒー
緑茶


野菜ジュース
クラッカー

アーモンドチョコ
おかき
レモンミント


ダイコン・こんにゃく・豆腐のおでん


昨夜、慣れない携帯メールを一時間以上集中してうっていたら偏頭痛が始まって、明け方に「午前中に2時間年休をとろう」と思いながらうとうとしていたら、オヤビンが出てきて「昨日の資料は?」「え、あれって今日必要なんですか?」「今日の午後必要だよ、言ってあったじゃないの」「すみません、今からなるはやで仕上げます」・・・という夢を見てしまい、実際にそのように言われていたような気がしてきて、慌てて出社した。

東西線は事故でひどく遅れたようだった。裏門のあたりでバスを降りたら、街道脇の桜並木のつぼみが大きく膨らんできていて、先っちょの方がかなりほころんでいるものもちらほら。雨上がりの湿った大気中には桜の気配が充満していて、桜のいい匂いを鼻腔の奥まで吸い込むようにしながら歩いた。頭痛薬を二倍投入しても頭痛は治まらなかったが、なんとか夕方まで乗り切る。

今日の夜間大学・最終講義はハードウェア基礎工学。PC、ルータ、スイッチのカバーを外して中味を見せてもらいながら、マザーボードやメモリや拡張インターフェースやらについての解説を受けた。が、受講生のメンツが濃くて、私はほとんどずっと不思議ちゃん状態だった。つまり、視線を宙に泳がせながら、わけわからない電波を飛ばしていたと思う。ひ○ださんやらも○○ちさんやらが「Cisco2610XMでFlashメモリとFPGAの説明するんだったらその間の茶色の四角い2個を説明しなきゃー え?知らないの?ブートロム・チップじゃないですか」とか「10BASE-TフィルターモジュールはACLとかのソフト的なフィルタとは関係ないでしょ?AUIですよ」「10BASE-5の名残りですよね」とか「PS/2マウスとかPS/2キーボードのポートという表現はおかしい、正確にはminiDINプラグだから」とか、etc, etc。私があせりながらメモをとっていると、「あ、まだ前のページのノート書いている人がいるからひとつ質問しちゃおうかなぁ~さっき先生の説明したFSB値の相性の話だけど、PC3200の場合ではFSB533MHzと仮定されていましたかぁ?」などと始まって、いた○○先生がいじめに遭ってしまうので、ノートをとるにも冷や汗モノだった。唯一、もり○○先生の話していた言葉だけが地球語らしく聞こえた。

帰宅後、風呂に入っていたら両足先に痙攣が起きて、どうにもならず、しばらくの間ひとりで声をあげながら風呂場の床をのた打ち回っていた。片足ずつなら解消法を知っているのだが、両足いっぺんにくるとどうしようもなく、苦痛と恐怖感とでパニックを起こしそうになる。そういえば母が亡くなる前によく足がつって苦しんでいたことを思い出し、ひたすら申し訳ない気持ちに襲われた。母のことがあって以来、体が痛んだり苦しい時には、母の苦しみはこんなものではなかった、これ以上、もっともっと苦しんだのだと、罪悪感でいっぱいになる。心からの懺悔を繰り返すためにも、時々こうやって心底苦しい目にあうことが自分にはふさわしいのだから、今夜はそのための、ほんのひとつのいい機会だったように思う。
[PR]
by epea | 2006-03-24 00:35 | 日常雑記

2006/03/19  Yellow Sand Storm

コーヒー

ブランチ
ストループ・ワッフル
チョコレート・ウエファス
栃の実せんべい


厚揚げとじゃこ天、マイタケの煮物
ホウレンソウのサラダ
ごはん
(タマネギとエノキの中華風オムレツ)
(鮭のバター焼き)

トリュフ・チョコレート
胡桃、ピーナツ、カシューナッツ


ほぼ一年ぶりくらいに、吉祥寺の古書店「りぶる・りべいろ」へ。ここのご主人はむかし現代詩に嵌まっていたことがあるらしい……と、棚を見て感じさせられるお店。良心価格の店でもある。去年はここで西脇のサイン本を買った。他の現代詩系カタログ書店を紹介していただいたりもしたけれど、一年前から私の中で傾向が変わって、しばらくご無沙汰していた。

店先に出ている文藝雑誌の棚がだいぶ変わった様子。サイン本の傾向も変わったように感じられるのは、在庫が捌けてきたせいか、ここしばらく趣味から離れている自分の感覚が鈍ったせいか。澁澤龍彦ビブリオテカのシリーズは一年前と同様に残っていたが(新しい揃いかもしれない)、値札は無し。新潮文庫を一冊だけ買う。「奥の細道ノート」荻原井泉水著、昭和三一年九月一五日発行・四四年一月三十日十三刷。

駅ビル弘栄堂書店で、井坂洋子「箱入豹」を立ち読みし、すこし迷ってから買う。
一作目「返歌 永訣の朝」だって……タイトルからして掴みはオッケー、でしょ。相変わらず凄いテク。ホントうまいわ。こんなの読んだら、男の人は狂うよね。
[PR]
by epea | 2006-03-20 01:30 | 日常雑記